日印関係

インドと日本の交易は仏教の伝播と共に6世紀から始まりました。
直接の貿易は日本がインド綿を買い求めるようになった明治時代(1868-1912)から開始されました。続いて第二次世界大戦後、日本はインドの鉄鉱石を輸入し始めました。長い間日本はインドの重要な貿易相手国のひとつです。
経済自由化が始まった1991年以降、インド経済は5,5%の成長率を示し、ここ数年でその成長率は8%に加速しています。この著しい経済成長を基盤として、今日インドはBRICS諸国のひとつとして日本企業の関心を惹きつけています。
2008年、インドの対日輸出額は前年度比50%増加となる79億ドルを打ち立てました。その主な品目は宝石、貴金属、海産物、スチール、鉄鉱石、スパイス、皮革製品、お茶、ITなどです。
これに対し、日本の2008年度対インド輸出額は26%増の52億ドルとなっています。主要な輸出品目は機械、電気機器、輸送設備、化学製品、鉄鋼製品などです。
インドは日本が初めて円貸付を行った国であるだけでなく、日本からの政府開発援助(ODA)を多く受けている国のひとつでもあります。ODAはインドにおいて、デリー市地下鉄建設、ヤムナアクション計画、電力事業などインフラ設備の建設や技術の向上のために重要な役割を担いました。素晴らしい成功を収めた日本との共同事業は今後もインドの様々な開発事業を発展させていくことでしょう。

自動車産業では、インドは低賃金で高い技術を持つ労働力、低価格の原料、確立された研究開発センター、膨大な消費者を持ち、自動車部品製造業者には100%までの外国資本投資対象にインド政府から優遇措置が受けられます。これによってスズキ、ホンダ、トヨタなどインド自動車業界で主導権を握る日本自動車メーカーは大きな利益を産み出すことができ、世界中の自動車製造業者をインドに惹きつけています。

インドは毎年成長しているIT事業で卓越した技術者を産み出していますが、日本の優れたテクノロジーは持っていません。日本の専門知識は、インドの高い技術レベルを持つ労働力とIT技術を結合させることにより、両国がアジアの強国となる道を開くことでしょう。

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